「ラグビー・テストマッチ、日本２８－０ジョージア」（２３日、豊田スタジアム）

　世界ランキング１１位の日本は、同１２位のジョージアと対戦。リーチ・マイケル主将（東芝）が「今まで試合した中でフィジカルが一番強いのがジョージア。ありえないくらい」という相手に完封勝利を果たした。

　前半、ＳＯ田村優（キヤノン）の２本のＰＧで６点を先制。さらに前半４３分、それまで３本のＰＧを外した田村に代わってキッカーを務めたＦＢ野口竜司（パナソニック）がＰＧを決めて、９－０で折り返した。

　前半１８分に相手フランカーのコレリシュヴィリが危険なタックルのためシンビン（１０分間の一時退場）となる中、優位に進めた。

　日本は後半に連続トライで突き放した。９分にロックのヴィンピー・ファンデルヴァルト（ＮＴＴドコモ）が中央でパスを受けて突破してトライ。１２分にはＷＴＢレメキ・ロマノラヴァ（ホンダ）が左サイドを５人抜きで決めた。２７分には途中出場でナンバー８に入った姫野和樹（トヨタ自動車）が右スミにトライを決めた。

　終盤は相手の猛攻に耐えて得点を許さなかった。

　リーチ主将は「ジョージア相手にプレッシャーをかけ続けることができたのが勝利の要因」と胸を張った。