山県亮太 100m全体2位で決勝進出 5年ぶりVへ「純粋に日本一を取りたい」

 「陸上・日本選手権」(22日、維新みらいふスタジアム)

 アジア大会代表選考会を兼ねた日本一決定戦が開幕し、男子100メートル準決勝で、自己ベスト10秒00の山県亮太(26)=セイコー=は10秒19(向かい風0・3メートル)の全体2位で決勝へ進んだ。

 全体トップの桐生祥秀(日本生命)、2年前の覇者・ケンブリッジ飛鳥(ナイキ)、昨年2位の多田修平(関学大)とは別の組だったが「決勝へ向けて自分のレースをするという意味ではいい組に入った」と自身の走りだけに集中したという。

 特に意識したのはスタート。しかし予選の10秒13に対し、準決勝は10秒19と、わずかにタイムを落とした。「課題を精査したい」と山県。決勝までにさらに走りを磨くつもりだ。

 日本の頂点に立ったのはもう5年も前。昨年は6位と涙を飲んだ。「リベンジの気持ちもあるけど、純粋に日本一を取りたい」。熱く、冷静に、王座奪還を誓った。

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