元世界王者・高山、東京五輪へ「新たな道」 アマ登録へAIBAが支援約束
東京五輪出場を目指すボクシングの元世界主要4団体制覇王者、高山勝成(35)=名古屋産大=が5日、関西空港で取材に応じ、5月30日にスイス・ローザンヌの国際ボクシング協会(AIBA)を訪問し、トム・ヴィルゲッツ事務局長と会談したことを報告した。日本ボクシング連盟にアマ登録を求める活動内容を説明した会談の中では、AIBA主催のワールド・シリーズ・オブ・ボクシング(WSB)への参加も提案された。
16年リオデジャネイロ五輪ではこの成績が出場資格に反映されたが、過去に日本選手の参加はないため「新たな道があるとアドバイスしてもらってびっくりした」と高山。こちらも日本連盟へのアマ登録は必要となるが、高山陣営によると同事務局長は「AIBAから登録を働きかける」と支援を約束したという。