関西外大 たった6人で初戦突破「全員が40分間出るつもり」で

 「デイリー主催・西日本学生バスケットボール・男子1回戦、関西外語大80-60名古屋学院大瀬戸」(3日、東和薬品ラクタブドーム)

 男子1回戦4試合が行われた。選手6人の小所帯で臨んだ関西外大が、名古屋学院大瀬戸を80-60で下して初戦を突破した。昨年、初戦で敗退した大体大は九州国際大に99-70で完勝して好スタート。日本文理大、常葉大も2回戦へ駒を進めた。4日は男子2回戦40試合がエディオンアリーナ大阪などで、女子1回戦17試合が大阪市中央体育館で行われる。

 ベンチに残る選手はたった一人。6人で戦った関西3部リーグの関西外大が2回戦へ駒を進めた。メンバー交代が限られ、消耗が避けられない中、先制された序盤をのぞいて一度もリードを許さなかった。主将の林凌士主将(4年)は「全員が40分間出るつもりだった」と胸を張った。

 体格的にも林ら2選手の180センチが最長身で、160センチ台が3人いる。「中(ゴール下)で点を取るのは難しい」と林が言うとおり、PG前田が5本を決めるなど計12本の3ポイントなどで効率よく加点した。

 選手は8人だが、今大会は1年生2人にユニホームが間に合わなかったことなどから6人で出場している。練習では4対4や3対3の実戦形式で「できることを最大限にやっている」と林。「(少人数だからこそ)全員が共通意識を持ってできる。一緒に長く試合に出ているので連携が取りやすいことが、他チームより有利だと思う」と団結力を武器に上位をうかがう。

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