日大・宮川選手 関東学連「復帰の可能性あります」“条件付き”出場停止処分に

日大アメフット部の内田前監督と井上前コーチの処分を報告する関東学生アメリカンフットボール連盟の(左から)森本啓司専務理事、柿沢優二理事長、寺田昌弘監事=TKP東京駅日本橋カンファレンスセンター(撮影・中田匡峻)
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 関東学生アメリカンフットボール連盟が29日、日大アメフット部選手の関学大QB選手への悪質な反則タックル問題で、実際に反則タックルを行った日大・宮川泰介選手には“条件付き”の2018年度シーズン終了(19年3月31日)までの「公式試合の資格出場停止」とすることが決まったと発表した。

 “条件”は以下の3点。(1)本件につき反省文にまとめて当連盟に提出すること(2)規律委員会との面談で再発の危険が払しょくされたことが確認されること(3)関東学連理事会での承認。このすべてがクリアとなると「出場資格停止」処分が解除されるとしている。

 ただし、宮川選手の出場資格停止が解除されても、チーム本件で同時に「公式試合の出場資格停止」処分を2018年度シーズン終了(19年3月31日)を受けており、日大の選手としては公式試合に出場できない。

 チームについても出場資格停止処分が解除される条件が決められている。(1)チームとして本件の原因究明を行い、それを踏まえて実効性のある再発防止作を策定・実施し、抜本的なチーム改革・組織改革を断行(2)その内容をチーム改善報告書として関東学連に提出(3)十分な改善がなされたことが検証委員会で確認され学連で、さらに学連理事会で承認されると出場資格停止は解除されるとされた。

 今秋のリーグ戦に復帰する可能性について、森本専務理事は「復帰の可能性はあります」と明言した。

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