栃ノ心、大関へ 師匠の春日野親方は「こうなるとは思わなかった」頑張りたたえる

三賞を受賞した(左から)松鳳山、旭大星、栃ノ心、千代の国=両国国技館
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 「大相撲夏場所・千秋楽」(27日、両国国技館)

 大関昇進を確実にしていた関脇栃ノ心(春日野)は勢(伊勢ノ海)を退け、13勝2敗で今場所を終えた。横綱栃錦、栃ノ海を輩出した名門春日野部屋では栃光が引退して以来、52年ぶり4人目の大関が誕生する。

 師匠の春日野親方(元関脇栃乃和歌)は「今の私の時にこういうことできて、うれしい。重圧?もちろんあった」と感激。自身も大関候補と呼ばれながらケガで逃し、夢はまな弟子が実現。「こうなるとは思わなかった。栃ノ心の頑張り」とねぎらった。

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