池坊保子議長 悪質タックル問題「曇りだらけ。許せない」

 日本相撲協会の評議員会の池坊保子議長は27日、TBS系「サンデー・ジャポン」に出演。アメリカンフットボールの悪質タックル問題について持論を展開した。

 中京大学の理事も務める池坊氏は日大の内田前監督や井上前コーチの会見を振り返り、「(選手を守る姿勢が)全然、伝わってこなかった」とばっさり。日大の指導姿勢について「教育者は全面的に愛情がなければならない。子供を育てるのと同じ。指導する。基本は愛情があってこそ。だからこそ信頼関係が生まれる」と首をひねった。

 反則を犯した宮川選手については「20歳ですよ。63歳やコーチに言われたら追い詰められますよ」とフォロー。自ら会見した同選手の勇気をたたえ、「カミングアウトされたからこうやってみんなが知る事になった。それがなかったら、この選手、もしかしたら自殺していたかもしれないと私は思うんです」と思いやった。

 一方、内田前監督や井上前コーチには怒り心頭。「自己弁護をしなかった宮川選手に比べ、翌日(内田前監督と井上前コーチの会見)は自己弁護のみ。曇りだらけで反面教師。これは許せない」と切り捨てた。

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