朝青龍おい、豊昇龍が序二段優勝 相撲人生初優勝に「めちゃくちゃ嬉しい!」

佐々木山(左)を下手投げで下し、序二段優勝を決めた豊昇龍(撮影・中田匡峻)
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 「大相撲夏場所・13日目」(25日、両国国技館)

 元横綱朝青龍のおいで西序二段42枚目の豊昇龍(19)=立浪=が佐々木山(木瀬)との全勝対決を制し、7戦全勝で序二段優勝を果たした。立ち合い、低く当たると、右差し。内股で相手を崩してから豪快に下手投げで転がした。

 「終わった。一番最後の相撲。勝って優勝と思った。内股で決まると思ったけど相手が強く投げた。(モンゴルの)親に電話します。叔父さん(元横綱朝青龍)にも電話します」と大はしゃぎ。

 千葉・日体大柏高3年時は高校総体で準優勝したが優勝はなかった。相撲人生初優勝に「めっちゃくちゃうれしい。今場所は調子がめちゃ良かった。自分の相撲を取れた。付け人の仕事はきついけどきついところで優勝したのがうれしい」と、喜びまくった。

 同級生のライバル、納谷(18)=大嶽=が前戦で初黒星を喫し、全勝での優勝決戦は今場所、実現しなかった。高校時代、前相撲、序ノ口と3連敗しており、雪辱を誓っていたが、来場所、三段目に持ち越された。

 「納谷が負けて残念。自分が勝ちたかった。自分も納谷も三段目に上がる。三段目でやりたい」と、意気込んだ。

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