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日大悪質タックル問題 試合中止の東大「日本大学と試合を行うことは現段階では難しい」

日大の内田正人監督
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 6日に行われたアメリカンフットボールの関学大と日大との定期戦(東京・アミノバイタルフィールド)で、関学大の先発出場したクォーターバック(QB)選手が相手守備選手から悪質なタックルを受け、負傷した問題が波紋を広げる中、6月9日に予定されていた日大戦の中止を申し入れた東大のアメフット部が14日、チームのフェイスブックを更新し、経緯を説明した。

 「日本大学は5月に行われた関西学院大学との試合において、守備選手が極めて悪質な反則行為を働き、相手選手を負傷させました。これは、選手生命は言うに及ばず、生命そのものを脅かしかねない危険な行為であり、同一選手がその後も反則を繰り返して資格没収となったことと併せて、言語道断と言わざるを得ません」と、日大を批判。「当該選手に対して、連盟から暫定的な出場停止処分が下されましたが、指導者を含めての正式な処分や再発防止策が講じられていない以上、日本大学と試合を行うことは、現段階では難しいと考えます」と、中止を申し入れた理由を説明した。

 「実際に、日本大学と試合を行う予定であることに対して、チーム内および選手ご父兄の皆さま、並びにOB、OGの一部から心配する声をいただいております。私どもコーチ陣は、選手の安全や生命を守ることを第一に、日々指導を行っております。今回の件の重大さを、関東学生アメリカンフットボールにかかわるすべての関係者が認識し、選手の安全が担保される状況になることを、心から願っております」と、結んだ。

 日大との試合を中止する動きは広がっており、20日に対戦を予定していた法大、6月10日に予定していた立教大も中止を申し入れた。

 6日の試合で負傷した関学大の選手は全治3週間のケガを負い、左足のしびれを訴えている。関学大アメフット部は11日に会見し、日大選手のプレーについて「競技プレーとはまったく関係なく当該選手を傷つけることだけを目的とした意図的で極めて危険かつ悪質な行為」とし、10日付けで日大アメフット部に対して抗議文書を送付。チームとしての見解と謝罪を求めると同時に、監督に対しても試合後のコメント等に対する見解と謝罪を求めた。関学大側は誠意ある対応がない場合、来年度以降の定期戦を取りやめる意向を示している。

 試合の動画はインターネット上で拡散され、批判が集まっている。日大は12日に関大、13日に名城大と試合を行い、連勝していた。

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