女子バレー狩野舞子、引退を表明「ファンの皆様に心から感謝」
女子バレーボールのPFUブルーキャッツは23日、元日本代表の狩野舞子(29)が、5月7日付で退団すると発表した。狩野は現役引退を表明した。
185センチの長身から繰り出す強烈なスパイクを繰り出し、12年ロンドン五輪ではチームの一員として、銅メダルを獲得。イタリア、トルコのチームでもプレーし、ロンドン五輪にはセッターに転向した。
狩野はチームを通じてコメントを発表。「この度、現役を引退することに決めました。ブルーキャッツの選手として過ごした2シーズン、多大なるご声援をありがとうございました。会社や地域の方々と交流させて頂く事も多く、沢山の方に声を掛けて頂き、私にとって非常に大きな力となりました」。
「私のバレーボール人生は常に怪我と向き合ったものでした。それでも代表や海外チームでのプレー、ポジションチェンジなど様々な経験をさせてもらえたのは本当に幸せなことだと思いますし、何よりも大好きなバレーボールをここまで続けてこられたことをとてもうれしく思います。いつもそばで支えてくれた家族、友人、チームメイト、チームスタッフ、そしてファンの皆様に心から感謝申し上げます」と、メッセージをつづった。