羽生、故郷に復興のため1000万円を寄付「ぜひ役立ててください」

 平昌五輪フィギュアスケート男子で66年ぶりの連覇を達成した羽生結弦(23)=ANA=の祝賀パレードが22日、地元の仙台市で開催された。国内のみならず世界各地から訪れたファンら10万8000人(主催者発表)が沿道を埋め尽くす“羽生フィーバー”に、仙台の町は熱気むんむん。警備等のスタッフも1800人を動員した。羽生は故郷に笑顔で「ただいま」と告げた。

 故郷への思いを形にした。羽生は東日本大震災の復興支援を目的に、宮城県と仙台市にそれぞれ500万円、計1000万円を寄付。パレード前の出発式で「ぜひ役立ててください」という言葉とともに、村井知事、郡市長に直接手渡した。

 羽生自身、16歳のときに被災し、ホームリンクも被害みを受けた。避難所での生活も経験。この日も「まだまだ復興が足止め状態になっているところもある。津波で流されてしまったものもたくさんあるかもしれないけれど、新しくなった駅や、立ち上がっているところ、作り続けているところも見てほしい。新しくなった街もある。こんなにきれいになったんだな、というのも見てもらいたい」と語った。

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