“みうみまひな”金へ闘志 対中国好相性トリオが導く

 卓球の世界選手権団体戦(29日開幕、スウェーデン・ハルムスタード)の男女日本代表が20日、都内で公開練習と会見を行い、ともに“打倒中国”での金メダルを目標に掲げた。1971年の名古屋大会以来の優勝を狙う女子は、カデット(15歳以下)、ジュニア(18歳以下)の団体戦で中国を撃破している平野美宇(18)=日本生命、伊藤美誠(17)=スターツ、早田ひな(17)=日本生命=の2000年生まれトリオが、シニアでも“ジャイアントキリング”に意欲を見せた。

 47年ぶりの頂点への鍵を握るのは、日本が誇る黄金世代・ミレニアム生まれの“みうみまひな”だ。3人で組んだ団体戦では、14年アジアジュニア選手権のカデットの部と、16年世界ジュニア選手権で中国を撃破し、金メダルを獲得した。

 シニアでは初めて3人一緒の団体戦になる。早田は「中国にも勝っているし、3人で組むことで力が一つになって、それぞれのいいところが出る」と自信を見せた。

 大黒柱の主将・石川佳純と、年下の15歳・長崎美柚とともに再び“打倒中国”に挑む。世界選手権の団体戦が2度目となる伊藤は「3人同世代なんですけど、ちゃんと引っ張っていきたい」と自覚を漂わせ、平野も「同い年なのでいろいろ言い合える。中間管理職的な感じでチームを支えたい」と笑顔。日本が誇る最強世代が、長く続く王国の支配を打ち破る。

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