安藤美姫 中傷の手紙に発奮して獲得した世界選手権金メダル

 プロフィギュアスケーターの安藤美姫が、15位に終わった2006年のトリノ五輪後に、数多くの中傷の手紙が届いていたことを12日放送の日本テレビ系「秘密のケンミンSHOW&ダウンタウンDX春の合体SP」で明かした。

 愛知中京大中京高に通う18歳だった安藤は期待されたトリノ五輪で15位という成績だった。安藤は当時を振り返り「トリノ五輪であまり良くなくて…。その頃はSNSがなくてまだ救われたんですけど、中傷的な手紙がいっぱい来て、それを全部読ませていただいたんです」と打ち明けた。

 松本人志から「例えば、どんな内容?ソフトな所で」と問われると、安藤はのけぞるリアクションを見せた後、意を決したように「えーっ『メス豚』」と一言。衝撃的な告白に松本は「ソフトじゃないやん、ハード!」と驚き、浜田も「なんやそれ、全然(フィギュアと)関係ないやん」と呆れたような表情を見せた。

 そんな悔しい出来事をバネにしたのが、1年後の2007年に出場した世界選手権での金メダル獲得。その時の演技の映像VTRでトリプルルッツ、トリプルループのコンビネーションジャンプのシーンが流れると安藤は「これは自分の代名詞のジャンプだったんですけど、この頃はあんまり話題になってなくて。今、(平昌)オリンピックで優勝したザギトワ選手がやったコンビネーションです」と胸を張っていた。

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