再春館製薬所が初代王者に 山口、トップ選手としての自覚「日々勝負の世界にいる」
「バドミントン・トップ4トーナメント」(25日、ゼビオアリーナ仙台 )
S/Jリーグの男女上位4チームによる団体戦の決勝が行われ、女子は今季3位の再春館製薬所が、同1位の日本ユニシスを2-0で破って初代王者に輝いた。シングルス世界ランク2位の山口茜(20)、ダブルス世界選手権銀メダルの福島由紀(24)、広田彩花(23)組が勝利する活躍を見せた。男子はリーグ覇者のトナミ運輸が、日本ユニシスを2-1で競り勝って優勝。優勝チームは賞金300万円を獲得した。
再春館製薬所の山口は前週までの海外遠征の疲労も残っていたが、福島・広田組とともにフル稼働。大会前の牛たん店でのチーム決起集会を結実させ、「自分で優勝を決められてよかった」と胸を張った。社会人2年目を終え、「技術は成長しているし、気持ちの面でも高校生までのゆるい感じではなく日々勝負の世界にいる」と、トップ選手としての自覚をにじませた。