桐生選手が東洋大卒業 「充実の4年間だった」

 陸上男子100メートルで日本人初の9秒台となる9秒98をマークした桐生祥秀選手が23日、東京都千代田区の日本武道館で行われた東洋大の卒業式に出席し「大学に入って9秒台を出せたこともうれしいが、ベストを更新できたことが(一番)うれしい。陸上を除いても充実した4年間だった」と学生生活を振り返った。

 桐生選手は日本生命と4月1日からの所属契約を結んでいるが、2020年東京五輪までは引き続き土江寛裕コーチの下で東洋大を拠点とする。

 昨年の競泳世界選手権女子200メートル個人メドレーで銀メダルを獲得した大橋悠依選手も卒業した。

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