峰崎部屋でも暴力 兄弟子から、被害力士は引退

 「大相撲春場所・8日目」(17日、エディオンアリーナ大阪)

 日本相撲協会は18日、峰崎部屋で兄弟子から暴行を受けた力士が引退していたことを発表した。昨年9月から今年1月初めにかけて素手などで4度の暴力行為。引退後の1月末に被害者の父親から師匠の峰崎親方(元幕内三杉磯)に手紙が届き、暴力が引退の主因だったことが判明した。加害者の兄弟子も暴力を認めた。報告を受けた協会の危機管理委員会も調査し、事実関係を確認した。

 被害者は加害者の謝罪などを要求。すでに当事者間で進めていた示談が成立した。3月29日の理事会で兄弟子、師匠の処分を決定する。3、4度目の暴力行為は昨年11月、元日馬富士の暴力事件が発覚した後に行われた。暴力が批判にさらされる中の行為であることを重視し、処分が協議される。

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