友野ミス響いた3位 世界選手権出場枠確保へ「覚悟ある」

 「フィギュアスケート・プランタン杯」(17日、ルクセンブルク)

 男子ショートプログラム(SP)で世界選手権(21日開幕・ミラノ)代表の友野一希(19)=同大=は4回転サルコーの転倒などジャンプのミスが響いて74・11点で3位だった。昨シーズンの全日本ジュニア選手権覇者で、今季シニア1年目の友野は、平昌五輪で2連覇した羽生結弦(ANA)の負傷による欠場で同選手権の補欠から繰り上がった。佐藤洸彬(岩手大)は69・25点で5位、右足首の故障から約2年ぶりに国際大会に復帰した山本草太(愛知みずほ大瑞穂高)は69・04点で6位につけた。

 友野は4回転サルコーで転倒、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)も着氷が乱れた。「久しぶりの試合で少し感覚が薄れていた」。羽生の欠場で世界選手権出場の機会が回り、宇野昌磨(トヨタ自動車)田中刑事(倉敷芸術科学大大学院)とともに日本開催となる来年の世界選手権の出場枠「3」確保も託される。「それなりの覚悟はある。フリーは次(世界選手権)につながる演技ができたらいい」と気を引き締め直した。

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