カー娘夢対決は、藤沢ペアが吉田知ペアに劇勝!藤沢「こんなに緊張した試合は久々」

吉田知、清水組戦でスイープする藤沢(左)と山口のペア=みちぎんドリームスタジアム
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 「カーリング・日本混合ダブルス選手権」(18日、みちぎんドリームスタジアム)

 カー娘メダリスト対決は、藤沢に軍配!準決勝が行われ、平昌五輪で日本カーリング史上初の銅メダルを獲得したLS北見のスキップ藤沢五月(26)と、同五輪男子代表SC軽井沢のセカンド山口剛史(33)の「フジヤマ」ペアと、LS北見のサード吉田知那美(26)とSC軽井沢のサード清水徹郎(30)の「てっちな」ペアが対戦し、10-7で藤沢、山口ペアが勝利。決勝進出を決めた。これでフジヤマペアは今大会7戦全勝。全勝優勝を懸けて、午後からの決勝ではチーム平田と対戦する。

 試合は序盤からラストショットを担当する藤沢、吉田知とも決めきれない展開が続き、第6エンド終了時点で6-6の同点。しかし、第7エンドに清水、吉田知にミスが続き、フジヤマが4点を奪い、試合が大きく動いた。4点リードで迎えた最終8エンド。ハウス内に吉田知ペアの石が4つ溜まった状態だったが、藤沢がトリプルテークアウトで、試合を決めた。

 注目を集めたチームメート対決を制した藤沢は「緊張しました。相手もいいショットをしてくるので。久々にこんな緊張感のある試合をした」と、ホッとした表情。ラストショットの場面を振り返り「これだけ相手の石がある中でさすがに緊張した。でもパッと思ったのは、今、女子の(4人制の)世界選手権をやっているんですけど、同じ日本代表や、私が好きなチームカナダもいいショットを投げているんだろうなと」。出場できなかった大舞台を思い、日本女子最高のスキップとして、魂の一投をさく裂させた。

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