吉田夕、両角がまさかの黒星スタート カーリング歴12年の夫婦ペアに敗れる波乱

客席からの声援に笑顔の吉田夕梨花(左)と両角友佑=青森市・みちぎんドリームスタジアム(撮影・棚橋慶太)
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 「カーリング・日本混合ダブルス選手権」(14日、みちぎんドリームスタジアム)

 1次リーグが始まり、平昌五輪で日本カーリング史上初の銅メダルを獲得したLS北見のリード吉田夕梨花(24)と、同五輪男子代表SC軽井沢の両角友佑(33)のペアは、初戦でチーム北村(北村雅美、北村友和)に3-8で完敗し、黒星スタートとなる波乱があった。吉田知那美(26)、清水徹郎(30)ペア、藤沢五月(26)、山口剛史(33)ペアは、白星発進を決めた。

 男女の五輪代表ペアの中で、吉田夕、両角ペアがまさかのつまずきをみせた。お互い序盤からショットの精度を欠き、逆に06年トリノ五輪の頃からカーリングを始めたというチーム北村の夫婦ペアはスーパーショットを連発。「合わせきれないうちに中を固められて処理しきれなくなった」と両角。急造ペアのもろさが出てしまった。

 それでもまだ初戦を終えただけ。吉田夕は「五輪代表でもコミュニケーション不足で負ける。それもミックスの面白さだと思う」と話した上で「まだ初戦。伸びしろしか感じてない」と、キッパリ。両角も「負けても勝ってもニュースになるんだろうけど、負けるのはやっぱり悔しい。勝ってカーリングを盛り上げたい」と、巻き返しを誓った。

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