平昌五輪スピードスケート女子団体追い抜きとマススタートで金メダルを獲得した高木菜那（２５）＝日本電産サンキョー＝が１２日、フジテレビ系「グッディ」に出演。金メダル２つの報奨金計６０００万円を「まだ、いただいてないです」と小声で明かした。

　安藤優子ら出演陣から拍手で迎えられ、高木はベージュのパンツスーツ姿でスタジオに登場。２つの金メダル獲得で「２５歳の若さで係長に昇格です」とアナウンサーから紹介されると、恐縮したように頭を下げた。

　さらに報奨金の内訳についてもボードを使って詳細な説明が始まり、所属先の親会社である日本電産から金２×２０００万円の４０００万円、スケート連盟から金２×５００万円の１０００万円、ＪＯＣから金２×５００万円の１０００万円で、合計６０００万円が贈られることも伝えられた。

　生々しい話の流れに、安藤からは「何を言わせるんですか。実力でもぎとったものですよ！」と“喝”が飛ぶ一幕も。終始、恐縮した様子で話を聞いていた高木。アナウンサーからの「もう、（お金は）手元に？」という生々しい質問もかわすことなく、小声ながらも「いえ、まだ、いただいてないです」と正直に答えていた。