安美錦、初日から連敗も「めいっぱいやるしかない」
「大相撲春場所・2日目」(12日、エディオンアリーナ大阪)
十両安美錦(39)=伊勢ケ浜=は旭大星(友綱)にはたき込まれ、初日から連敗。立ち合いから先手を取り、攻めて押し込んだが、あと一歩が出なかった。
「引きを食ってくれない相手だから、我慢して中に入っていこうと。悪くなかったんじゃないかな」と、内容には納得。
昨年11月の九州場所で再入幕を果たしたが2場所で十両に逆戻り。古傷の膝に不安を抱えながら「しっかり相撲を取ってめいっぱいやるしかない」と前向きだった。
この日は弟弟子の元大関で十両に陥落した照ノ富士も勝利。「白星が一番の薬だから。調子が悪くても一つ勝てば流れは変わる。しっかり頑張って」と、気持ちを高めた。