前日本記録の高岡寿成氏「日本マラソン界のために良かった」設楽悠太の快走たたえる

 「東京マラソン2018」(25日、都庁前~東京駅前)

 20年東京五輪代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」出場権と18年ジャカルタアジア大会代表選考会を兼ねて行われ、ディクソン・チュンバ(31)=ケニア=が2時間5分30秒で優勝した。日本勢男子は設楽悠太(26)=ホンダ=が2時間6分11秒で日本人トップの2位となり、高岡寿成氏が2002年にシカゴマラソンで樹立した日本最高記録の2時間6分16秒を16年ぶりに更新した。

 前日本記録保持者で、カネボウ陸上部監督の高岡氏はレース後に記者会見し「記録が更新されたことは、日本のマラソン界のために非常によかった。個人的に少し残念かなという思いは持ち合わせてはいるが、2020年東京五輪に向けて設楽君だけではなく、多くの選手が8分台で走ったことで先が明るくなった」と笑顔で語った。設楽については「計画どおりばかりじゃない。見えない部分をたくさん持っている。それが彼の魅力だと思っている」と語った。

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