春日野親方が文春報道を否定「口封じではない」

 日本相撲協会の広報部長、春日野親方(55)=元関脇栃乃和歌=が1日、東京・両国国技館で行われた理事会後の会見で、1日発売の週刊文春で報じられた“八百長口止め疑惑”を否定した。

 週刊文春の報道は、2011年に発覚した八百長事件の際、キーマンとされた元前頭春日錦に対して、同親方が「爆弾発言したら協会パンクだよ」「(出世が)パーだ」と口封じともとられる発言をしていたというもの。

 この件について、この日の会見で自ら切り出した春日野親方は「私は当時、春日錦に『正直に話しなさい』と言った。記事に取り上げられた発言については、不正確なことや事実と違うことを言って、協会や他の力士に迷惑をかけてはいけないという趣旨で言ったと記憶している。決して口封じではない。春日錦は(協会の調査に)誠実に協力したと思っている」と否定した。

 また、14年に春日野部屋で起きた傷害事件についても隠ぺいをあらためて否定した。この日の理事会で同事件の詳しい経過が報告され、春日野親方は当時の危機管理担当顧問と故・北の湖理事長に報告と謝罪をしており、警察の捜査にも全面的に協力したため、「隠していた認識はない」と説明したという。

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