初V栃ノ心が殊勲賞&技能賞ダブル受賞 敢闘賞には竜電

 「大相撲初場所・千秋楽」(28日、両国国技館)

 三賞選考委員会が行われ、平幕で初優勝を果たした栃ノ心(春日野)が殊勲賞と技能賞の2つを受賞した。殊勲賞は初、技能賞は2度目の受賞。

 28人の選考委員が出席し、過半数を超える15票を得た場合に三賞が授与される条件で選考委員会が開催された。栃ノ心は殊勲賞については満票。右四つの型による相撲内容が評価された技能賞については27票が入った。

 敢闘賞は新入幕の竜電(高田川)が25票を得て初受賞。また、14日目までに9勝の阿炎(錣山)が千秋楽で松鳳山(二所ノ関)に勝てば敢闘賞が授与されることが23票の得票で決まった。

 殊勲賞には横綱鶴竜(井筒)に2敗目となる土をつけた遠藤(追手風)の名前も挙がったが、10票にとどまり落選した。

 三賞は横綱・大関以外の幕内力士が対象で、本場所で活躍をした力士に与えられる。殊勲賞は一般的に横綱や優勝力士に土をつけるなど、文字通り殊勲の星を挙げた力士に、敢闘賞は相撲内容を中心に敢闘精神あふれる相撲で好成績を残した力士に与えられる。技能賞は優れた技能を発揮した力士が評価されるが、必ずしも多彩な技は求められず、押し、寄りなど基本の型に磨きをかけた力士も対象となる。

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