「大相撲初場所・8日目」(21日、両国国技館)
昭和の大横綱大鵬(故人)の孫、納谷(17)=大嶽=が祖父の化粧まわしを締め、新序出世披露に臨んだ。スズランの花に金色で「大鵬」と刺しゅうされた年代物の逸品。「ピシッとします。背筋が伸びる」と感激した。19日は5年前に亡くなった祖父の命日で、祖母の家を訪れて遺影に手を合わせた。「前相撲に勝って番付に載りました」と報告した。
元横綱朝青龍のおい、豊昇龍(18)=立浪=は「一日も早く関取に上がりたい。金色の化粧まわしをつけたい。叔父さんも金色だった」と目を輝かせた。