王者・水谷隼4-0完勝で12年連続決勝進出「決勝は自分のステージ」
「卓球・全日本選手権」(21日、東京体育館)
男子シングルス準決勝が行われ、2014年リオデジャネイロ五輪シングルス銅メダリストの水谷隼(28)=木下グループ=が4-0(11-5、11-8、11-8、12-10)で松平健太(26)=木下グループ=に完勝し、12年連続の決勝進出。史上最多となる10度目の優勝に王手をかけた。
第1ゲームを11-5で難なく制した水谷は、ゲーム中盤で松平にリードを許しても、終盤にしっかり盛り返し、終始主導権を支配した。
水谷は「3ゲームが勝負でしたね。負けているところであきらめないでゲームを取れて、一気に勝敗を分けた」と涼しい表情で振り返った。決勝に向けては「決勝は自分のステージだと思っている。最高のパフォーマンスを見せたい」と10度目の優勝に視線を向けた。