元関脇の幕下豊ノ島が3敗目 左ふくらはぎ肉離れで力出せず

朝弁慶(後方)に押し出しで敗れた豊ノ島=両国国技館(撮影・開出牧)
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 「大相撲初場所・7日目」(20日、両国国技館)

 左ふくらはぎを肉離れしながら強硬復帰した元関脇で東幕下5枚目の豊ノ島(34)=時津風=が朝弁慶(高砂)に敗れ3敗目(0勝)を喫した。15日の2日目の明瀬山(木瀬)戦で敗れた際、同箇所を痛めた。4日目を休場したが5日ぶり、患部をテーピングで固め、出場したが力が入らず押し出された。

 「痛みが出ないようにやろうと思ったけど。引いちゃった。あんな相撲ではケガも悪化してしまう。踏ん張った時、ずきっと来る。力が抜けるみたい」と、険しい表情。

 16年7月の名古屋場所前に左足アキレス鍵を断裂。2場所全休し、幕下に陥落した。昨年3月の春場所の前に右ふくらはぎを肉離れとケガが相次いだ。現役引退と隣り合わせながら、最近は3場所連続で勝ち越し、東幕下5枚目まで番付を回復。今場所は十両復帰を視界にとらえていた。

 今後再び休場となれば、再び番付は大きく下がる。「師匠と相談して次は考えます」と、状態を見て、今後の出場を判断する。

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