前回女王の平野美宇、1時間死闘制し逆転4強「白目むきながら頑張った」

 「卓球・全日本選手権」(20日、東京体育館)

 前回女王が約1時間の死闘を制し、3年連続で4強に進んだ。女子シングルス準々決勝で、連覇を狙う平野美宇(17)=エリートアカデミー=は、社会人女王の松沢茉里奈(25)=十六銀行=に4-3(11-13、11-9、3-11、12-10、4-11、11-9、11-8)で逆転勝ちした。

 序盤は持ち味である高速の攻撃卓球に対応され苦戦したが、崖っぷちで“本気の美宇”が降臨した。

 2-3と後がなくなった第6ゲームからは踏み込んで打つフォアハンドを決めるなど本領を発揮。「(序盤は)技術面ではミスが多かったが、1ゲーム取られたら終わりなので、そこからは白目をむきながら頑張った」と明かし、「観客の人にどん引きされるような顔をしてたと思う」と苦笑いを浮かべた。

 21日に向けて「まずは準決勝を勝てるように頑張る。決勝も勝って連覇したいです」と力を込めた。

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