カヌー羽根田卓也、禁止薬物混入問題に「許されない行為」リオ五輪銅メダリスト

記念写真に収まるカヌーの羽根田卓也(中段右から2人目)と水泳の鈴木聡美(同3人目)=リッツカールトン大阪(撮影・田中太一)
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 リオ五輪スラローム男子カナディアンシングル銅メダリスト羽根田卓也(30)が12日、所属するミキハウスの新春祝賀会に出席し、昨年9月のカヌースプリント日本選手権で、鈴木康大(32)=福島県協会=が小松正治(25)=愛媛県協会=の飲み物に禁止薬物を混入した問題について「許されない行為だと思う。ビックリしたし、信じられなかった」と心境を語った。

 一緒に練習するなどの接点はなかったが、連盟の集まりなどで顔を合わせる機会はあったといい「朝ニュースを見て飛び起きた。知っている名前だったのでビックリした」と振り返った。被害者の小松に対しては、「ショックは大きいと思うけど、東京五輪に向けて一緒に頑張っていきたい」と話した。

 リオ五輪でのメダル獲得で、カヌーの認知度アップに貢献してきただけに「悪いニュースが続いたので、その印象をいいニュースで払拭(ふっしょく)したい。1つでもいいニュースを届けられるように」と羽根田。

 「1人1人が成績を出して、少しでもカヌー頑張っているなと思ってもらえるようにするしかない。選手はそこを徹底すべきだと思う」とし、自身は「日本選手権で必ず優勝して、8月のアジア選手権でも金メダルを確実に取りたい。その他の国際大会でもできるだけ多く表彰台に立てるように」と抱負を語った。

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