高梨沙羅 予選トップの95メートル 史上最多54勝目見えた「いい感覚」

予選の跳躍後、報道陣の質問に答える高梨沙羅=札幌市宮の森ジャンプ競技場(撮影・高部洋祐)
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 「ノルディックスキージャンプ・女子W杯」(12日、宮の森ジャンプ競技場)

 予選が行われ、W杯史上最多となる54勝目の期待が懸かる平昌五輪代表の高梨沙羅(クラレ)は、95メートルを飛び、126・3点で予選トップだった。2位はアルトハウス(ドイツ)が93メートルの123・2点、3位はルンビー(ノルウェー)で121・6点だった。

 今季はここまで4戦未勝利。54勝目へ昨季から5戦足踏みを続けていたが、ようやく復権への手応えをつかんだ。試技の1本目にはこの日の最長不倒となる98メートルをマーク。試技2回ともトップの得点だった。

 13、14日の本戦に向け「テークオフのインパクトが少しずつ上がってきた。絶好調の時ほどまではいかないけど、いい感覚ができつつある」と、うなずいた。

 日本勢では岩渕香里(北野建設)が5位、伊藤有希(土屋ホーム)が6位で本戦に進んだ。

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