白鵬万全!13勝全勝仕上げ 横審酷評の張り手&かち上げ封印

 「大相撲初場所」(14日初日、両国国技館)

 2場所連続41度目の優勝を目指す横綱白鵬は11日、都内の友綱部屋に出稽古し、幕内魁聖、十両旭秀鵬らを相手に計13番取り、全勝で仕上げた。

 横綱審議委員会(横審)から「美しくない」と酷評された張り手、かち上げは封印。左足を踏み込み左上手で速攻、右肘を固めて相手に当たるなど、改善への意図は見えた。

 「とりあえずやることはやった。相手によって立ち合いは変える。ふたを開けてみないと」と、取り口を変える確約はせず。あとは本番での体の反応次第とした。

 見守った師匠の宮城野親方(元前頭竹葉山)は「(悪癖を)減らすようには言った」と指導したことを明かした。ただ「クセだから。2、3番は出るかもしれない」と、見通しを示した。

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