坂本花織、五輪のため“朝型人間”に 本番を想定、早朝から全力練習
フィギュアスケート平昌五輪女子代表の坂本花織(17)=シスメックス=が11日、神戸市内で練習を公開した。競技が異例の午前開始となった五輪本番を想定して“朝型生活”を始めており「まだ効果は分からないけど、前より(朝から)動けるようになった」と明かした。
公営リンクが本拠の坂本は一般営業の前後に練習しており、寝るのは深夜0時頃が普通だった。しかし本番の競技は午前10時から始まる。夜遅い時間の練習を減らして午後10時頃には寝床につき、翌朝7、8時からの練習で全力を出せるよう意識しているという。
この日も朝から何度も曲をかけ、ジャンプやステップで体を追い込んだ。「疲れる…けど、耐えられるようになったらできる気がする」と坂本。朝からエンジン全開で、五輪での躍進を目指す。