ビール瓶で殴打は石浦の勘違いの可能性が浮上

 大相撲の元横綱日馬富士(33)=伊勢ケ浜=が幕内貴ノ岩(27)=貴乃花=を暴行した問題で、日本相撲協会の危機管理委員会(委員長=高野利雄・元名古屋高検検事長)は20日、東京・両国国技館で開いた横綱審議委員会の臨時会合と臨時理事会で最終報告をした。

 今回の騒動の初期には、元日馬富士がビール瓶で貴ノ岩を殴打したかのような情報が流れたものの、ビール瓶については、現場にいた石浦の勘違いが発端だった可能性が浮上した。

 調査結果報告書には、石浦は暴行を受けた貴ノ岩をラウンジの外まで見送った際、貴ノ岩に「なんで殴られたのか」と聞かれ「ビール瓶とデンモク(カラオケのリモコン)」と答えている。もっとも、石浦は直接目撃したわけではなく、元日馬富士が瓶様の物を持って振り上げた直後にガチャンという音がしたため、そう思ったにすぎないとある。

 石浦の言葉を信じた貴ノ岩が後に師匠に同じように報告し「ビール瓶」が一時、一人歩きしたものとみられる。

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