樋口新葉、緊張乗り越え公式練習 「集中できなくなりそうに…」も立て直す

公式練習で調整する樋口新葉=日本ガイシホール(撮影・高部洋祐)
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 フィギュアスケート・GPファイナルの公式練習が6日、名古屋市の日本ガイシホールで行われた。女子はファイナル初出場の樋口新葉(16)=東京・日本橋女学館高=と繰り上げ出場となった宮原知子(19)=関大=が最終調整を行った。樋口はショートプログラム(SP)曲「ジプシーダンス」をかけて3回転ルッツ-3回転トーループを決めるなど好調を持続した。

 シニア2年目の今季はGP第1戦ロシア杯で3位、第3戦中国杯で2位と安定した演技を披露し、初のファイナル進出を決めた。14年ソチ五輪銅メダルのコストナー(イタリア)、昨季の世界選手権銀メダルのオズモンド(カナダ)が参加した公式練習。「シニアで戦ってきた選手と練習して自分に集中できなくなりそうな時があった」と素直に振り返ったが、「曲かけ(練習)では練習してきたことができた。今日の練習はよかった」と緊張感を乗り越えた。

 女子は8日にSP、9日にフリーが行われる。平昌五輪出場2枠を争う宮原も参加する今大会。「とにかく大きなミスがないようにしたい。210点を超えられるように、表彰台を目指していきたい」と16歳が果敢に大舞台に挑む。

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