大関高安が24日、日本相撲協会に「右内転筋筋損傷で3週程度の加療を要する」との診断書を提出して休場した。師匠の田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)によると、12日目の北勝富士戦で敗れた際に負傷した。2場所連続3度目の休場。
高安は11日目に勝ち越し、初のかど番を脱出していた。田子ノ浦親方は高安から「相撲を取るのは厳しい」と申し出があったと明かし、「ここでけがが長引いて悪化したらいけない」と説明した。今場所は日馬富士のほか、稀勢の里、鶴竜の3横綱が既に休んでおり、3横綱1大関が休むことになった。先場所は3横綱2大関が休場している。