スノボ大麻処分&更生プログラム離脱選手が登録復帰希望 平昌目指し連盟に直訴

 米国遠征中に大麻を使用したとして、全日本スキー連盟から昨年4月に競技者登録の無期限停止などの処分を受け、更生プログラムも途中で離脱していたスノーボード男子選手が、来年2月の平昌五輪出場を目指し、登録復帰を希望していることが23日、複数の関係者の話で分かった。

 関係者によると、国際大会で上位の実績もあるこの選手は10月上旬までに連盟の理事に直接謝罪し、平昌五輪に挑戦したい意思を伝えた。連盟は選手や周囲に聞き取り調査を実施。12月にも理事会で処分解除の可否を検討するが、連盟内には慎重な意見もあるという。

 連盟は昨年4月、当時未成年の男子2選手の大麻使用を認定。処分するとともに更生プログラムを課した。うち1人は更生が認められ、今年4月に処分を解除していた。

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