白鵬が万全の相撲で1敗守る 八角部屋の北勝富士、隠岐の海が2敗で追う 2大関は黒星

 「大相撲九州場所・12日目」(23日、福岡国際センター)

 40回目の優勝を狙う横綱白鵬(宮城野)は、関脇御嶽海(出羽海)を寄り切りで下して1敗を守った。

 右の張り差しから右の上手を取って、寄り切った。これで高安、御嶽海と並んでいた年間最多勝も単独トップとなる53勝となった。

 一方、2大関はいずれも黒星。11日目に勝ち越しを決めてカド番を脱出した大関高安(田子ノ浦)は、前頭三枚目北勝富士(八角)に引き落としで敗れ、4敗目を喫した。

 大関豪栄道(境川)は5敗目。4敗同士、勝ち越しを懸けての対戦となった前頭四枚目逸ノ城(湊)に熱戦の末、上手投げで敗れた。

 12日目を終わり、白鵬が1敗、平幕の北勝富士と隠岐の海の八角部屋勢2人が2敗で追う。3敗は遠藤ひとり。

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