評議員会議長、貴乃花親方の拒否は「職務に支障をきたしたのは確か」

 日本相撲協会の評議員会で議長を務める池坊保子氏(元文部科学副大臣)が23日、フジテレビ系の情報番組「とくダネ!」に出演し、横綱日馬富士による暴行事件の被害者である貴ノ岩への、日本相撲協会危機管理委員会による事情聴取を拒否した師匠の貴乃花親方(元横綱)の行動について「職務に支障をきたしたことは確かだと思います」と語った。

 貴乃花親方が今回の事件でとっている行動により、相撲協会内の処分を受ける可能性について問われた池坊議長は、「定款によりますと、確かに評議員会は理事を解任、その中には職務に支障をきたしたこと、というのがあります。これから評議員会も開かれると思います」と、今後に開催される評議員会で話題になるとの見通しを示した。「私はここで軽々にこうしたらいいということは言えませんけど」と処分など、具体的な考えは示さなかったが、「職務に支障をきたしたことは確かだと思います」と明言した。

 被害を受けた貴ノ岩の師匠である、という点は考慮されるかという点については「すべては公平に公正に判断されると思います。巡業部長ですから、自分の力士だけでなく、すべての力士に責任があるわけですから、その点においても、上司には報告すべきだったと思います」と答えた。

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