ショートトラック 神長、渡辺の女子高生コンビが五輪代表入りへ意欲
スピードスケート・ショートトラックでリレーでの平昌五輪出場枠を獲得した男女日本代表が20日、羽田空港などに帰国した。選手たちは、それぞれ12月の全日本選手権(16、17日・名古屋)で代表入りを狙う。
神長汐音(18)=小海高=と、渡辺碧(18)=武蔵野高=は、ともに五輪代表入りへ意欲十分。神長が「(リレーの)出場枠が取れて、代表の枠が5枠になったのはよかった。五輪でのメダルを目標にしているけど、出ないとその夢は叶わない。切符を獲りたい」と話せば、渡辺も「男女一緒に獲れてよかった。自分は9月の選考会では6番目の成績。5枠に入らないと」と、力を込めた。
リオ五輪では卓球の伊藤美誠、競泳の池江璃花子ら、冬競技でもフィギュアスケートの樋口新葉、三原舞依、本田真凜、坂本花織ら女子高校生が世界の舞台で活躍している。坂本とユース五輪で一緒だったという神長は「みんな世界の舞台で結果を出してる。私たちも結果を残さないと置いていかれる」と、負けない活躍を誓った。