織田信成氏、初Vボロノフ「疲れた」に「気持ち分かる」同じ30歳

 「フィギュアスケート・NHK杯」(11日、大阪市中央体育館)

 テレビ解説を務めたスケーターの織田信成氏が、自身と同じ87年生まれで30歳にしてGPシリーズ初優勝を成し遂げたセルゲイ・ボロノフ(ロシア)に感情移入していた。

 ボロノフの演技を振り返りながら「ジャンプの乱れなくしっかりコントロールできたのは大きかった。乱れなくミスがないと高い得点につながってきます」と解説した後で、実体験を重ね合わせた。

 演技終了後は日本語で「疲れた」とも漏らしていたボロノフの姿に共感。「僕も最近4分半、滑ったことがあるんですけど、めっちゃしんどいです。すごい気持ち分かります。特に力を出し切ってる状態ですから、心身共に頑張ってくれたのではないかなと思いますね」としみじみと語った。

 「30歳、まあ今迄優勝経験がないのを僕たちも後から知って驚いたぐらいなんですけど。この年齢で優勝することはフィギュアスケートというスポーツにおいて、若い選手が台頭していく中でベテランが頑張ってくれるのは非常にうれしい」と率直な思いも吐露。ボロノフの優勝を祝福していた。

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