宮原知子5位、完全復活へ一歩 メドベージェワがV 本郷7位、白岩8位 NHK杯
「フィギュアスケート・NHK杯」(11日、大阪市中央体育館)
女子フリーが行われ、日本選手ではSP6位の宮原知子(19)=関大=が5位(フリー126・75点、合計191・80点)で最高だった。優勝は世界選手権連覇の女王エフゲニア・メドベージェワ(ロシア)で冒頭のジャンプで転倒したものの合計224・39点にまとめた。
左股関節の疲労骨折から約11カ月ぶりの試合出場となった宮原は、冒頭の3回転ループを着氷、3回転ルッツ-3回転トーループの連続ジャンプも降りたが、続く3回転フリップは2回転になった。
後半、3回転ルッツからの3連続ジャンプはこらえたが、2回転アクセルからの連続ジャンプは単独に、3回転サルコーも飛びきれないミスが出てしまった。しかし、最後7本目のジャンプである2回転アクセルに3回転ジャンプを加えてリカバリーした。
メドベージェワは珍しく冒頭のジャンプで転倒があったが、後半に立て直した。
SP4位の本郷理華(21)=邦和スポーツランド=はフリー122・00点、合計187・83点で7位。同8位の白岩優奈(15)=関大KFSC=はフリー114・60点で、合計171・94点で8位だった。