ロシア杯銅の樋口新葉 三原、本田との五輪代表候補直接対決にも「自分のことだけに集中」

 フィギュアスケートのGPシリーズ初戦となったロシア杯で3位となった樋口新葉(16)=日本橋女学館高=と、5位の坂本花織(17)=シスメックス=が24日、成田空港に帰国した。

 五輪シーズン初戦で幸先良く表彰台に上がった樋口は「去年の初戦と同じ順位だけど、内容は全然違う。すごく自分の中で成長を実感できた」と、手応えを語った。次戦は中1週で中国杯(11月3日開幕・北京)。2枠を争う平昌五輪代表争いのライバルとなる三原舞依(シスメックス)、本田真凜(関大高)との直接対決となるが「まだ今年の他の選手がどんな演技をするのか見てない。でもとにかく練習して、自信を持って滑れるようにしたい。良い結果を出さないといけないので、自分のことだけに集中していきたい」と、力を込めた。

 5位に終わり、試合後は涙も流した坂本は「SPが良かっただけに、フリーのミスが悔しい。SPで4位になって、まさか自分がこんな(上の)順位と思わなくて、そこから凄く緊張した」と振り返った。11月の西日本選手権に出場し、GP2戦目のスケートアメリカ(11月25日開幕・レークプラシッド)に向かう。「今後も試合が続くので、1試合1試合しっかり頑張っていきたい。アメリカでは満足な結果で終われるように。スケーティングも頑張っていきたい」と、意気込んだ。

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