樋口新葉3位発進 69・60点に「点数は悔しい」

女子SPで3位につけた樋口新葉=モスクワ(共同)
3枚

 「フィギュアスケート・ロシア杯」(20日、モスクワ)

 女子ショートプログラム(SP)が行われ、樋口新葉(16)=東京・日本橋女学館高=は69・60点で3位発進した。GP初参戦で世界ジュニア選手権銅メダリストの坂本花織(17)=シスメックス=は68・88点をマークし4位。首位は80・75点のメドベージェワ(ロシア)だった。

 樋口は全てのジャンプを着氷し、演技後は両手で力強くガッツポーズした。しかし、回転不足などの判定を受けて得点が伸びず。渋い表情で得点を見つめ「思ったより点数が出なかった。点数は悔しいけど、分かりやすいミスだった。スコア表を見て直せるところだったので切り替えたい」と話した。

 演技前は緊張から「力がうまく入らない感覚だった」と言うが、「動き始めてからは、やるしかないと思って滑った」と樋口。ここから厳しい五輪代表争いが待っているだけに「ミスしている場合じゃない」と腹をくくっている。

 フリーへ向けては「きょうみたいな感覚でできたら」と前向きだった。

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