松鳳山、入院中の師匠気遣う「回復を祈るばかり」

 元大関若嶋津の二所ノ関親方=本名日高六男=が19日に千葉県船橋市内で倒れているところを発見され、頭部の緊急手術を受けた。二所ノ関部屋所属でただ一人の幕内力士・松鳳山は20日、大阪府枚方市で行われた秋巡業を参加。師匠について「命に別状がないと聞いた。回復を祈るばかり」とコメントした。

 この日の稽古で土俵に上がらなかった松鳳山は、硬い表情で体を動かし支度部屋に戻った。横綱稀勢の里の土俵入りの太刀持ちを務め、部屋の一大事の中で関取としての役目を果たした。「九州場所でしっかりと親方が元気になる相撲を取りたい」。弟子として結果を出すことが師匠の励ましとなる。

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