関脇降格の照ノ富士「人の倍はやらないと」

 大相撲の秋巡業が20日、大阪・枚方市で行われ、九州場所(11月12日初日、福岡国際センター)で大関から関脇に降格する照ノ富士(25)=伊勢ケ浜=が正代(時津風)ら相手に相撲を取る稽古を再開した。カド番だった秋場所は左膝半月損傷で途中休場し、陥落が決定。治療とリハビリを続け、19日から秋巡業に合流した。

 組み止めれば怪力で押し出し、寄り切り。10番取って初日としてはまずまずの9勝1敗。「久々だから疲れた。心から汗が出ている感じがする。普通に体を動かした。いいんじゃない」と、復活への一歩を踏み出した。

 九州場所で10勝すれば大関に復帰できる。左膝は万全でないが「調子を上げていけばいい。一日一日番数を増やしていく。あすは20番くらいやる。人の倍はやらないと」と、気合をみなぎらせた。

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