【モスクワ共同】フィギュアスケートの平昌冬季五輪シーズンの本格的な到来を告げるグランプリ(GP)シリーズ第1戦、ロシア杯(20日開幕)に出場する男子の羽生結弦(ANA)が18日、モスクワの試合会場で非公式練習に臨み、導入を目指す4回転ルッツジャンプに精力的に挑んだ。
4回転ルッツは9月のオータム・クラシックの際に「できなくはない」と話していた高難度の技。GPファイナル5連覇を目指す日本のエースはこの大技に5度挑戦し、成功はなかった。右膝痛によりオータム・クラシックで回避した4回転ループも一度もきれいに決まらなかった。