女子フィギュア樋口、坂本の女子高生コンビが出陣 ロシア杯へ意欲
フィギュアスケートのGPシリーズ初戦ロシア杯(20日開幕・モスクワ)に出場する樋口新葉(16)=日本橋女学館高=と、坂本花織(17)=シスメックス=が18日、成田空港から出発した。
2枠の平昌五輪出場権を争う日本女子にとっては重要なGPシリーズ。シニア2季目となる樋口が「調子はいいし、痛いところもなくて、すごく楽しみ。今季はすごく大事にしたいと思ってる。ロシア杯からしっかり集中して、表彰台に乗れるようにしたい」と意気込めば、先日の近畿選手権で初の200点超えをマークした坂本も「すごい楽しみ。もう一度200点を超えて、表彰台に乗りたい」と、拳を握った。
同大会には世界女王のメドベージェワ(ロシア)も参戦。樋口は「目標としている選手。自分はまだあのレベルではないけど、少しでも近づけるようにしたい」と、力を込めた。