高木タイムトライアルで1000メートルに出場 小平と同タイムも「まだまだ」
スピードスケートの有力選手による非公認のタイムトライアルが14日、長野市エムウエーブで行われ、女子中距離で平昌五輪メダル候補の高木美帆(23)=日体大助手=は1000メートルに出場し、1分15秒59をマークした。
“本職”の1500メートルではないが、好調なタイムに「うれしいかうれしくないかと言えばうれしい」と笑顔を見せた高木美。前日に同会場のトライアルで短距離のエース小平奈緒(相沢病院)がマークした記録と全く同タイムだが、「まだまだだと思う」と闘志を燃やした。
レース前は過度に小平やタイムを意識せず、自然体で臨めたことが奏功。「自分の滑りにしっかりフォーカスできれば、タイムは得られると実感できたレースだった」と手応えをつかんだ様子だった。