登坂絵莉、須崎優衣の世界女王対決が実現!レスリング女子日本代表強化合宿
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レスリング女子日本代表の強化合宿が12日、都内で行われ、報道陣に公開された。左足のけがから1年ぶりに実戦復帰したリオデジャネイロ五輪48キロ級金メダリストの登坂絵莉(24)=東新住建=は、同階級で今夏の世界選手権を制した須崎優衣(18)=東京・安部学院高=と実戦さながらのスパーリングを行った。
3分×2ピリオドの実戦形式でまずは一本だけ対戦したが、だんだん熱が入り、「お互い『もう一本お願いします』となった」と登坂。結局4本行い、計24分間手を合わせた。練習を終えた登坂は「今までもライバル選手とガンガン練習してきたし、手の内がばれるとかはない」と、今後もどんどん手を合わせる方針を示した。
一方の須崎は「(登坂は)力も強いし、五輪チャンピオンなのでうまさがあった。でも自分が通用した部分もあった」と手応えを口にし、「東京五輪へは選手層が厚い階級だけど、自分が出場して金メダルを獲りたい」と決意を示した。