登坂絵莉403日ぶり復帰戦V 東京五輪へは最軽量の50キロ級での挑戦を表明

 「レスリング・全日本女子オープン選手権」(24日、三島市民体育館)

 リオ五輪レスリング女子48キロ級金メダルの登坂絵莉(24)=東新住建=が24日、五輪以来403日ぶりに実戦復帰した。三島市民体育館で行われた全日本女子オープン選手権の53キロ級で、全3試合をテクニカルフォール勝ちし優勝を飾った。

 1月に左足親指付近を手術。痛みが癒えない中で臨んだ復帰戦は、準決勝の開始30秒で6点を失うなどヒヤリとする場面もあり「硬くなって、思ったより苦しい試合だった。先に攻められなかった」と反省しきりだった。

 新階級区分となった東京五輪へは最軽量の50キロ級での挑戦を表明。「ケガとうまく付き合って、五輪は私が出たいと思う」と、新世界女王の須崎優衣(安部学院高)との競争に向けて気合を入れた。

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